2015年1月31日星期六

バングラデシュでのアパレル生産・工場

世界のアパレル生産の中心は完全にここバングラデシュに移りましたアパレル工場 
この国にコストで勝てる国はありません。
このアパレル生産の聖地バングラデシュでの生産体制構築CFF
日本専用工場団地、アパレル専用レンタル工場をご紹介します
日本のアパレルメーカー様がより快適・スムーズに、リスク少なくバングラデシュでの生産体制を構築できるよう、
アパレルレンタル工場と、アパレルレンタル工場の分譲を企画いたしました。
詳しくは
ご参照ください。
バングラビジネスパートナーズ 岡崎透
(はじめに)バングラデシュのアパレル産業とは
元々英国領であったバングラデシュは、昔からニット・布帛の縫製をイギリス向けに輸出していました。しかしイギリスに囲い込まれていた事、及びその人件費はインド・中国と大差がなかった事から、それ以上の発注はなされてきませんでしたアパレルメーカー
しかし、中国・インドの様々な重工業の発展と人件費の高騰により結果としてアジア最安賃金となったバングラデシュは2000頃から欧米のアパレルメーカーに注目され、特にZara, H&M, Walmart, GAP等低価格アパレルを大量に製造販売するファーストファッションが2000年以降急速にこのバングラデシュにその生産拠点を移管しました。
今ではバングラデシュ国内には5000近い縫製工場があり、その輸出高はトルコ、ベトナムを抜いて世界第二位に躍り出ました。
今では世界の主要アパレルメーカーは、その定番・低価格・大量販売用製品のほとんどをバングラデシュで生産していると言われます。
バングラデシュにとってもこのアパレル産業は国の経済を支える重要な産業になっており、現在はそのGDPの13%、総輸出高の76%がアパレル産業によってカバーされています。

バングラデシュで生産をする日本アパレル企業は?(概要)

バングラデシュはアジアで最も縫製業の賃金が安く、その月収は3000-4000円程度ですアパレル工場
人口は1億6000万人と多く、かつ人口密度が世界一なため、労働者の採用を比較的楽に出来るという工場にとっての特長があります。
すでに10年以上、欧米ファーストファッションのトップ企業がこの国に入り込んで生産をしているため、アパレルのサプライチェーンができあがりつつあります。
このような背景から、バングラデシュは少なくともアパレル縫製に関しては世界トップクラスの生産集積地になると言われていますCFF
このアパレル生産の聖地・バングラデシュで生産をすることは、今後のアパレル産業のグローバル化を考えても自然な流れであると言えると考えられますアパレルメーカー
伊藤忠商事、
丸紅、
三井物産、
住友商事、
三菱商事、
住金物産等主要商社の他、
ユニクロ、
東レ、
YKK、
小島衣料、
丸久、
ヤギ、
他多くの大企業・中堅企業がバングラデシュでのアパレル生産を開始しています。
各企業の生産状況の詳細は下段をご参照ください

バングラデシュでのアパレル生産の日系企業にとっての課題

バングラデシュは自他共に認める次世代の世界のアパレル生産集積地であり、アパレル工場 日本もアパレル製品を世界で販売していくためには、コスト競争上外せない生産地です。
しかし、すでに欧米企業が10年以上前からこの国に入り込み、彼らが莫大な発注量で囲い込んでいることから、日系アパレルにとってはこの国での生産にはいくつか超えなければならない課題がありますCFF。(アパレル業以外は別)
少量生産委託の課題
1. 最低発注量が大きい
2. 発注量が少ないと納期が遅れる傾向(優先度の問題)
3. 細かいこだわりへの対応が難しい
自社工場・自社管理の場合の課題
1. 自社工場のための公共工場団地がすでに売り切れ
2. 日本企業の自社工場建設には地元アパレル協会が否定的( 委託生産はOK)
3. 工場団地以外での工場用地確保が難しい
前項のような課題がありこれまで日本のアパレル企業の多くは、強い関心はありつつもこの次世代のアパレル生産中心地に入れてこれませんでしたが、アパレルメーカー
今回この課題を解決しながら日本のアパレル企業がバングラデシュで日本の基準・ペースで生産をできるよう、「日本専用」の工場団地、及び「日系アパレル専用レンタル工場」を企画致しました。
現在建設が進み夏に完成予定のサウスダッカ工場団地第二棟(5階建て)のうち2フロアを、日本のアパレル専用フロアとしてレンタル致します。
また、隣に建設を予定している第四棟をアパレル専用工場とし、販売又は賃貸を致します。
詳細な条件は別途「お問い合わせ」よりご連絡ください
基本はバングラデシュ公共工場団地の3割引の条件とお考えください。