カール・ラガーフェルドは
ココ・シャネル没
後シャネル・ブランドを支えてきた立役者です。いつも黒く大きなサングラスをかけているのが特徴です。早くからその才能を開花させ、シャネル、クロエ、
フェンディ、カール・ラガーフェルドと4つのブランドのデザイナーを兼務した時期もある程の売れっ子デザイナーです(但し、自身のブランドは2007年に
トミー・ヒルフィガーに売却しています)。デザイナーとしての最高の栄誉である「デ・ドール(金の指貫き)賞」を1986年に受賞しています。
カー
ル・ラガーフェルドは、1938年にドイツのハンブルグに誕生します。デザイン画を描くことが好きだったカール・ラガーフェルドは、両親を説得して14歳
でパリに移住します。1954年、16歳の時に、彼は国際羊毛事務局(現在のザ・ウールマーク・カンパニー)主催のデザインコンクールのコート部門で優勝
し、その才能を認められます。その後、ジャン・パトゥやピエール・バルマンの店で働き、1962年に独立、プレタポルテの世界へ進出します。その翌年の
1963年にはカール・ラガーフェルドはクロエの創業者に見初められ、クロエのヘッド・デザイナーに就任します。さらに1972年にフェンディのデザイ
ナーに抜擢され、世界的な毛皮ブランドとしてフェンディの名を有名にしました。
そして1983年にクロエの職を退任するとともにシャネルのデザイナーに就任します。シャネルでは、プレタ・ポルテ、オート・クチュールの両部門を手がけました。
1984年にカール・ラガーフェルド自身のブランド「カール・ラガーフェルド」をスタートさせ、1992年にはクロエのデザイナーにも復帰しました。
このように、カール・ラガーフェルドは自分の持つ力を全てファッションブランドにささげてきた人物です。彼は重ね着の魔術師、トータル・ルックの名手とも呼ばれています。今の華麗なシャネルというブランドも、やはり彼なしでは語れないでしょう。
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