パリで発表された「lris Van Herpen(イリス・ヴァン・ヘルぺン)」の2013年春夏オートクチュールコレクションに、最新の3Dプリント技術が使用された。オランダ出身の気鋭デザイナーは、オートクチュールをテクノロジーで新解釈。立体的なマテリアルでドレスを仕立て、「VOLTAGE(=電圧)」をテーマにエレクトリックな11体のコレクションを発表した。
lris Van Herpen 2013年春夏オートクチュールコレクションより
画像: lris Van Herpen
デザイナーlris Van
Herpenは、フランスのオートクチュール協会のゲストメンバーとして、コレクションウィークのスケジュールに参加。アヴァンギャルドなコレクションが
話題を集めているが、1月21日に開催されたコレクションでは前回に続きオーストラリア人建築家Julia
Koernerとコラボレーションし、3次元造形機の世界最大のメーカーであるストラタシス社の3Dプリントの技術が使用された。
3Dプ
リントは様々な素材を使用し、身体の動きに沿ったデザインが可能。伝統的なクチュリエの技術に代わり、"テクノロジー・オートクチュール"
と解釈することができる新しいデザインを作り上げた。lris Van
Herpenは「新しい自己表現は、消費至上主義のファッション以上に重要だと考えています。3Dプリントの技術が日常の服に応用されることは時間の問
題。層を重ねていく3Dプリントの製造方法は、これから新しいアイディアのインスピレーションになるでしょう」とコメントしている。
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