2013年は、日本のアニメ史においてエポックメイキングな役割を果たしたテレビアニメ『鉄腕アトム』の放映開始から50周年になる。今年はこの50周年を記念した企画が相次ぐことになりそうだ。
まずはCS放送大手のファミリー劇場が放映する2月の手塚治虫特集、3月の『鉄腕アトム』放送50周年特集が注目される。手塚のアニメ作品を集中放送するほか、2つの特別番組を予定する。
特別番組「漫画の神様、日本テレビアニメ創造史」は、ファミリー劇場が独自に製作するものだ。日本初の30分ものの連続アニメの誕生について掘り下げたドキュメンタリーとなる。
手塚治虫がアニメに取り組もうとたきっかけを、その幼少期の体験まで遡りひも解く。アニメ監督の白川大作さん、アニメーション史研究家の津堅信之さん、東映動画の元プロデューサー山本映一さんらのインタビューなどを盛り込む。放送は3月10日を予定する。
また、2月17日にも「漫画の神様は不死鳥の如く蘇る」の放映を予定する。こちらは2012年に、同じくファミリー劇場がオリジナル制作している。手塚治虫自身にスポットを当てる。
2月の手塚特集は、『ブラック・ジャック』、『火の鳥 鳳凰編』、『火の鳥 ヤマト編』、『火の鳥 宇宙編』、『100万年地球の旅 バンダーブック』、『海底超特急マリン・エクスプレス』、『三つ目がとおる』を放映する。
3月の目玉は、『鉄腕アトム』のHDリマスターのテレビ初放送である。『W3』や『バンパイヤ』、『悟空の冒険』、『どろろ』とテレビアニメ創成期の傑作
が並ぶ。3月2日からは毎週土曜日8時に、レギュラー枠「手塚治虫劇場」もスタート、手塚とアトム50周年を強力プッシュ
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