2013年2月6日星期三

 「ぼくは王さま」がテレビアニメ化 BS11でオリジナルシリーズ放映スタート 

童話作家の輝村輝夫さんの人気児童小説シリーズ『ぼくは王さま』が、テレビアニメ化される。日本BS放送が運営するBS11が2013年4月6日より放送を開始する。放映時間毎週土曜9時30分から10時、30分枠での番組となる。
「王さまシリーズ」は1959年に『ぞうのたまごのたまごやき』でスタートした。日本を代表する児童文学として知られるが、テレビアニメ化は初となる。
「ぼくは王さま」
「ぼくは王さま」「ぼくは王さま」
輝村輝夫さんの代表作「王さま」シリーズは、雑誌「母の友」の掲載をへて、1961年にシリーズ第1作の『ぼくは王さま』が刊行された。和歌山静子さんが挿絵を手がけている。
どこかの国に住む、どこかの“王さま”は、たまごが大好き、遊びが大好き、勉強は嫌い。まるで子どもそのもののような主人公が、好奇心のおもむくままに振る舞う姿をユーモアたっぷりに描いたナンセンス童話だ。
その自由な作風は、日本の児童文学に新しい風を吹き込み、第15回毎日出版文化賞を受賞した。その後も続篇が書き継がれ、現在は理論社フォア文庫で全18巻が刊行されているほか、「王さまのえほん」シリーズなど、対象年齢や判型を変えて今なお新刊が出版されている。
その総数は約50作品、累計販売数は500万部を超えている。小学校の教科書に採用されるなど、日本を代表する児童書として有名である。
版元の理論社は、1946年に創業した児童出版の老舗である。灰谷健次郎さんの『兎の眼』や、倉本聰さんの『北の国から』などのロングセラーで知られていたが、経営難から2010年に倒産した。民事再生法の手続きにもとづいて、日本BS放送が出版事業を引き継いでいた。
今回、そのBS11において、テレビアニメ化がいよいよ実現する。『ぼくは王さま』は、これまでに東映ビデオでOVAが製作されているが、テレビシリーズは初めてとなる。スタッフやキャストなどは、随時公開される予定だ。

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