

前半は、タキシードなど黒のテーラリングがベース。肩パットで強調されたショルダーラインと、アシンメトリックなデザインを多用しているのがポイントだ。サイドのリボンは女性らしさのアイコンであり、かわいらしさだけでなく、スナップボタンを隠すという機能性も。
19世紀に、パリが憧れたジャポニズムのムードも漂う。帯風ベルトや柔道着風のサシェ、刺し子刺繍をほどこしたレザーやキモノスリーブのジャケットなどが並ぶ。そして、キラキラのビジューにおおわれたジャンプスーツは袴のようなシルエット。


アシンメトリーなボディスーツや、ショー会場となったボザール(パリ国立高等美術学校)にある彫刻のようなセクシーなプリントも登場。ウエスタンブーツをはいた、黒のワンピースのルックは、下にオーガンジーのトップスを重ねている。
そ して最後はダッチェスサテンの カラードレスで華やかに。ミニ丈の、直線的なスクエアシルエットが宝石のようなドレスをモダンに仕上げている。ウェアに合わせてバッグも種類豊富に展開。 中でも1927年にリリースされた香水のアルベージュのボトルをイメージしたバッグは、ランバンらしいエレガンスを表現している。
女性が何を求めているのか、常に想いをめぐらせるエルバスが披露したコレクションは、誰でもスターにしてしまうような輝きのオーラをまとっている。
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