2013年4月26日星期五

ヨウジヤマモト、ベルリンで代表的なアーカイブ作品を用いてショー開催

デザイナー、そしてアーティストとして活躍する山本耀司が、自動車メーカー・アウディによるスポンサードのもと、2014年4月25日(木)にドイツの首都ベルリンでコレクションを発表。ヨウジヤマモトの時代を代表するアイコニックな作品約40体をファッションショーにて披露。ドイツでの作品披露は初めてのこと。
 
40 年に渡り、山本耀司がアートとファッションの境界線を越えて表現し続けてきたクリエイションは、過去にも英国のヴィクトリア・アンド・アルバート博物 館(V&A)など世界中の美術館で紹介されてきた。今回のファッションショーは、ベルリンのギャラリー・ウィークエンドにあわせて、聖アグネス教 会(ヨハン・ケーニヒ ギャラリー)にて開催された。タイトル「カッティング・エイジ(Cutting Age)」には、研ぎ澄まされた仕立て(カッティング)の巧みさと、アーティスト自身がファッション界の規範に挑み続けたクリエイティビティーの40年間 の二つの意味が込められている。
 
山本耀司は次のように語っている。
「ベルリンはグローバルなアートとファッションの世界において極めて大きな役割を果たしています。また、インスピレーションと勢いある 社会的議論の場所でありメタファーでもあります。例えば映画監督「ヴィム・ヴェンダース(Wim Wenders)」との友情など、僕とベルリンとを結びつけるものがたくさんあるのです。ついに自分が手がけた服と一緒にベルリンに行くことを、大変嬉し く思います」
今回、ベルリンでは「カッティング・エイジ:ヨウジヤマモト(Cutting Age: Yohji Yamamoto)」をテーマに、さらに2つのイベントが同時開催中。一つは、フィルム“5 Cuts|A Visual Dialogue"(デザイナー山本耀司に関するドキュメンタリー)のプレミアがMADE で、もう一つは、ヨウジヤマモトの照明デザイナーとして今回のファッションショーの会場デザインも手掛ける二瓶マサオによるインスタレーションがブティッ ク「アンドレアス・ムルクディス(Andreas Murkudis)」にて行われている。

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